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セルフ型アンケートとは?ツールの基本機能や活用シーン、注意点を徹底解説

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近年、企業や組織の意思決定において、データに基づくアプローチがますます重要になっています。その中で、セルフ型アンケートが注目を集めています。

セルフ型アンケートのメリットは、従来のアンケート調査と比べ、コストを抑えつつ迅速に情報を収集できるところです。しかし、その活用には適切な知識とスキルが必要です。

セルフ型アンケートの特徴や基本機能を理解し、効果的な活用シーンを把握することで、より価値のある調査結果を得ることができます。一方で、注意すべき点もあるため、それらを事前に認識しておくことが重要です。

そこで今回は、セルフ型アンケートとは何か、ツールの基本機能や活用シーン、注意点を徹底解説しますので、ぜひ参考にしてください。

セルフ型アンケートツールとは?

まずは、セルフ型アンケートの概要について解説します。

セルフ型アンケートツールの基本概要

セルフ型アンケートは、Webアンケートの調査票作成から配信、集計まで一連のプロセスを自社で行うことができるサービスです。

ベンダーが提供するアンケートシステムを利用して、さまざまなアンケート調査を自社で実施・完結できます。

セルフアンケートツールの定義と特徴

セルフ型アンケートツールの主な特徴は以下の通りです。

  • 調査票作成、配信、集計を自社で完結できる
  • 専門知識不要で簡単な操作で実施可能
  • スピーディな調査実施が可能
  • コスト削減効果がある

主な機能には、条件分岐、ランダム表示、画像挿入、デザインカスタマイズ、配信設定、回収状況の確認、自動集計などがあります。

セルフ型アンケートツールのメリット

セルフ型アンケートツールの活用には、主につぎの5つのメリットが挙げられます。

1.コストを削減できる

従来型のアンケート調査と比較して大幅にコストを抑えられるのがメリットです。用紙費、印刷費、郵送費、調査員の交通費が不要となり、人件費も節減できます。

一般的に従来型の約1/8程度のコストで実施できるため、中小企業でも実施しやすいでしょう。

2.スピーディーに実施できる

アンケートの作成から配信、集計まで自社で完結できるため、調査期間が大幅に短縮されます。多彩なテンプレートを活用することで制作時間も短縮され、印刷や回答者訪問の時間も不要です。迅速な意思決定や市場動向の把握に役立ちます。

3.リアルタイム集計ができる

回答データがリアルタイムで蓄積され、即座に分析できます。基本的な分析機能が備わっているため、回答データをすぐに利用できるのがメリットです。

特に設問数が多い場合に有利で、迅速な結果把握と対応が可能になります。

4.柔軟な調査を実施できる

自社のペースで調査を進められるため、マーケティングのPDCAサイクルを速やかに回すことが可能です。そこで、気になったタイミングで調査を実施でき、大規模な調査や複数回の調査も容易に行えるのがメリットです。市場変化へ迅速に対応できるのが魅力です。

5.比較的簡単に操作ができる

直感的な操作で本格的なアンケートの作成が可能です。画面設計が使いやすく、専門知識がなくても簡単に操作できます。

アンケート作成に特化した機能により、効率的に質の高い調査を実施できるでしょう。

セルフ型アンケートツールのデメリットと注意点

セルフ型アンケートツールのデメリットと注意点は以下の通りです。

1.専門知識が必要な場合もある

適切なアンケート設計には、基礎的な知識が必要となります。これは、不適切な設計を行った場合、回答者を混乱させ、回答の質や回答率の低下を招く可能性があるからです。

自社のリテラシーを確認し、適切に運用できる体制を整えることが重要です。

2.細かい条件設定に制限がある

「特定の動画を見た人のみ回答可能」など、細かい条件設定が難しい場合があります。複雑な調査には不向きであるため、そのような場合は専門の調査会社への依頼を検討する必要があります。

3.回答者の質と偏りに注意が必要

調査パネルを使用する場合、回答者の質や偏りに注意が必要です。適切な調査対象の設定や、回答者からの協力的な回答の獲得が課題となります。

4.操作ミスのリスクがある

自身でアンケート画面を作成するため、選択肢の誤削除など、操作ミスのリスクがあります。慎重な操作と確認が必要で、ミスが発生した場合の対応策を事前に考えておくことが重要です。

5.分析に限界がある

複雑な分析や細かな調査に対応できない場合があります。高度な分析が必要な場合は、有料オプションの利用や専門家への相談を検討しましょう。

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セルフ型アンケートツールの基本機能

以下では、セルフ型アンケートツールの基本機能を解説します。

機能

説明

アンケート作成

ドラッグアンドドロップ操作で質問文や設問タイプ、選択肢を簡単に設定できます。

また、テンプレートを活用して効率的に調査票を作成可能です。

条件分岐

回答内容に応じて次に表示する設問を分岐させることができます。

例:「はい」の場合はQ5を、「いいえ」の場合はQ6を表示 など。

ランダム表示

回答者ごとに設問や選択肢の提示順序を変更できます。

画像挿入

設問に商品画像や広告画像などを挿入することができます。

デザインカスタマイズ

質問文のフォントの装飾や、背景デザインなどを変更することができます。

配信設定

配信日時や配信先などを設定できます。

回収状況の確認

回答数がリアルタイムに表示されます。

自動集計

単純集計やクロス集計の結果が自動的に集計されます。

データ出力

ローデータやレイアウトデータをCSV形式などでダウンロードすることができます。

マルチメディアサポート

画像、動画などのリッチメディアを配置できます。

これらの機能により、ユーザーは専門知識がなくても効率的にアンケート調査を実施し、結果を分析することが可能です。

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セルフ型アンケートの活用シーン

セルフ型アンケートの主な活用シーンは以下の通りです。

意識調査や生活実態調査

消費者の意識や生活習慣を把握するために活用できます。例えば、特定の商品カテゴリーに対する消費者の意識や、日常生活における行動パターンを調査することが可能です。

これにより、マーケティング戦略の立案や商品開発に役立つ洞察を得ることができます。

コンセプト受容性調査

新商品や新サービスのコンセプトに対する消費者の反応を調査するのに適しています。製品開発の初期段階で、ターゲット層の意見を収集し、コンセプトの改善や市場投入の判断材料として活用できます。迅速な調査が可能なため、開発サイクルの短縮にも貢献するでしょう。

デザイン評価調査

製品パッケージやウェブサイトのデザインなどを評価する際に活用できます。複数のデザイン案を提示し、消費者の好みや印象を調査することで、最適なデザインを選定できるでしょう。視覚的な要素を含む調査が容易に実施できるため、デザイン決定プロセスを効率化できます。

広告評価調査

広告キャンペーンの効果測定や、広告案の事前評価に活用できます。広告の印象、メッセージの伝わり方、購買意欲への影響などを調査し、広告戦略の最適化にも役立つでしょう。迅速な調査が可能なため、広告出稿前の最終確認にも適しています。

顧客満足度調査

既存顧客の満足度や、サービス改善点の把握に活用できます。定期的に調査を実施することで、顧客満足度の推移を追跡し、改善施策の効果を測定することが可能です。低コストで実施できるため、頻繁な調査が可能となり、顧客の声を常に把握できます。

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セルフ型アンケートを実施する際の注意点と対策

以下では、セルフ型アンケートを実施する際の注意点と対策を解説しますので、ぜひ参考にしてください。

プライバシー保護とデータ管理

セルフ型アンケートでは、個人情報の取り扱いに細心の注意が必要です。データの暗号化、アクセス制限、定期的なセキュリティ監査を実施し、プライバシーポリシーを明確に提示しましょう。また、データの保存期間を設定し、不要になったデータは適切に削除します。

回答者の同意を得ることも重要です。データの使用目的を明確に説明し、オプトアウトの選択肢を提供することで、信頼性と透明性を確保しましょう。

回答率を向上させるための工夫

回答率を高めるには、アンケート設計や実施方法に工夫が必要です。そこで、質問数を適切に設定し、回答時間を15分以内に抑えるのがポイントです。

また、モバイル対応のデザインを採用し、どのデバイスでも回答しやすい環境を整えましょう。インセンティブの提供や、回答の進捗状況を表示するプログレスバーの導入も効果的です。

さらに、個人化されたフォローアップメールを送信し、未回答者に丁寧にリマインドすることで、回答率の向上を図ることも重要です。

アンケート結果の信頼性の確保

結果の信頼性を高めるには、適切なサンプリング方法と十分なサンプルサイズの確保が重要です。また、質問の中立性を保ち、誘導的な表現を避けることも大切な要素です。

回答の一貫性をチェックする仕組みを導入し、不適切な回答を除外しましょう。さらに、複数の質問で同じ内容を確認するクロスチェック方式を採用し、回答の信頼性を検証します。

統計的手法を用いて結果の有意性を確認し、必要に応じて専門家のレビューを受けることも有効です。

法的注意事項

セルフ型アンケートを実施する際は、関連法規を遵守することが不可欠です。個人情報保護法に基づき、データの収集・保管・利用に関する同意を得ましょう。著作権法を考慮し、他者の知的財産を無断で使用しないよう注意することも重要です。

また、特定の個人や団体を誹謗中傷する質問は避け、公平性を保ちます。未成年者を対象とする場合は、保護者の同意を得るなどの特別な配慮が必要です。

そこで、必要に応じて法律の専門家に相談し、コンプライアンスを確保しましょう。

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