• TOP
  • ブログ
  • アンケートLPの目的やメリット、効果的な活用法と設問の作り方を徹底解説
 

blog
診断・ヒアリングDXブログ

アンケートLPの目的やメリット、効果的な活用法と設問の作り方を徹底解説

SHARE

  • Twitter
  • Facebook
  • Hatena
  • Pocket
  • LINE

目次

アンケートLPとは、ランディングページ(LP)にアンケートを組み込んだもので、ユーザーが自社製品への理解を深め、コンバージョン効果を高めることを目的として設置します。また、アンケートLPは、顧客の声を直接聞くためのツールとしても有効です。

しかし、ただアンケートを設置するだけでは、その真価を発揮することはできません。効果的なアンケートLPを作成するには、目的を明確にし、訪問者が回答しやすい設問を考える必要があります。また、回答を集めることだけでなく、そのデータをどのように活用するかも重要です。

そこで今回は、アンケートLPの目的やメリット、効果的な活用法と設問の作り方を徹底解説します。これからアンケートLPの作成をお考えの方は、ぜひ参考にしてください。

アンケートLPとは?設置する目的を解説

アンケートLPとは、ランディングページ(LP)に短いアンケートを組み込んだもので、ユーザーがアンケートに回答する過程で商品やサービスの理解を深め、コンバージョン率を上げることを目的としています。

アンケートLPは、特に「ニーズが潜在的な商材」に適しており、健康や美容関連の商品などで効果的です。ユーザーが自分のニーズや悩みに気づきやすくなるため、興味関心を喚起しやすいというメリットがあります。

アンケートLPは、通常の商品LPや記事LPとは異なり、必要最低限の商品情報と質問で構成するのが特徴です。

そのため広告感が薄くなり、心理的なハードルを下げやすいのがメリットです。また、途中離脱を防ぎやすく、ユーザーとの双方向のコミュニケーションを促進できるのも利点の1つと言えるでしょう。さらに、アンケートLPは、クッションページとしての役割も果たし、広告と商品ページの間でユーザーの興味や購入意欲を高めるのにも効果的です。

このように、アンケートLPを活用することでユーザーの興味関心を高め、最終的なコンバージョンにつなげることが期待できます。

アンケートLPの基本的な構成

アンケートLPは、基本的に次の4つの項目で構成されます。

1.ファーストビュー

ファーストビューとは、タイトル、サブタイトル、画像、回答特典などを含む最初の部分です。ファーストビューでは、ユーザーがアンケートに回答する動機付けとなる「お得感」を提供します。

ファーストビューを作成する際は、アンケート回答の所要時間や設問数を記載し、参加のハードルを下げる工夫が必要です。

2.アンケート部分

アンケート部分では、アンケート内容を記載します。アンケートの設問数は、3〜5問程度の設問が適切とされており、ユーザーの潜在的な悩み・課題を認識できるように設計します。

アンケートの回答プロセスを通じて、商品への理解と関心を深めることが目的です。

3.まとめ

まとめでは、アンケートに回答してくれたお礼と、アンケートを送信することで得られるメリット(割引クーポンなど)を提示します。

また、アンケート回答の行動を促進するために、再度メリットを強調することが重要です。

4.アンケート完了ボタン

アンケートが完了したあと、特典や商品ページへの遷移を促すボタンを配置します。

アンケートLPのメリット7つ

アンケートLP(ランディングページ)のメリットは、ユーザーの関心を引き出し、より深いエンゲージメントを促進できることです。

以下では、アンケートLPの主なメリットを7つ紹介します。

  1. ユーザーのニーズを把握できること
  2. パーソナライズされた体験を提供できること
  3. コンバージョン率が向上すること
  4. 顧客データの収集と分析ができること
  5. 顧客エンゲージメントを強化できること
  6. 顧客との信頼関係を構築できること
  7. マーケティング効率が向上すること

それぞれ解説します。

1.ユーザーのニーズを把握できること

アンケートLPを通じて、ユーザーの具体的なニーズや問題点を明らかにすることができます。これにより、ターゲットとする顧客層の理解を深めることが可能です。

2.パーソナライズされた体験を提供できること

収集したデータを活用して、ユーザー1人ひとりに合わせたカスタマイズされたコンテンツやサービスを提供することができます。これにより、ユーザーの満足度を高めることができます。

3.コンバージョン率が向上すること

ユーザーが自分自身のニーズを認識し、それに応じた商品やサービスに興味を持つようになるため、購入に至る確率が高まります。

4.顧客データの収集と分析ができること

アンケートの回答から得られるデータにより、顧客の行動や好みに関する貴重な情報を得られるため、より効果的なマーケティング戦略の策定に役立ちます。

5.顧客エンゲージメントを強化できること

アンケートに答える過程で、ユーザーは積極的に参加し、ブランドや商品に対する関心が高まります。

6.顧客との信頼関係を構築できること

ユーザーが自分の意見やニーズを反映させることができるため、ブランドへの信頼感が増します。

7.マーケティング効率が向上すること

効果的なアンケートLPは、広告費用の対効果を高め、マーケティング活動の効率を向上させます。

アンケートLPで収集した顧客データの効果的な活用法

次に、アンケートLPで収集した顧客データを効果的に活用する方法を7つ紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

  1. 顧客満足度調査に活用する
  2. 従業員満足度調査に活用する
  3. ブランド認知度調査に活用する
  4. ブランドイメージ調査に活用する
  5. 新規開発のためのコンセプト受容性調査に活用する
  6. 商談前のアンケートに活用する
  7. セミナー後のアンケートに活用する

以下で、それぞれの具体的な活用法を解説します。

1.顧客満足度調査に活用する

まずは収集したデータから顧客の満足度を数値化し、どの要素が満足度に影響を与えているかを分析します。次に、不満を示した項目を特定し、改善策を立案しましょう。そして、改善策を実施し、顧客体験を向上させることでリピート率を高めます。

2.従業員満足度調査に活用する

あずは、従業員の意見を基に職場環境を評価し、問題点を洗い出します。次に、従業員の意見を反映させた人事政策を策定し、職場のモチベーション向上を図ります。

3.ブランド認知度調査に活用する

まずはブランドや商品の認知度を測定し、市場での立ち位置を把握します。次に、認知度が高いセグメントを特定し、マーケティング戦略を練り直します。

4.ブランドイメージ調査に活用する

まずは、ブランドや商品に対するイメージを数値化し、ブランド戦略の方向性を決定します。次に、イメージ調査の結果を基に、ブランドのポジショニングを最適化します。

5.新規開発のためのコンセプト受容性調査に活用する

まずは、新商品やサービスのコンセプトが市場のニーズに合っているかを調査します。次に、調査結果を基に、新商品やサービスの開発方針を策定します。

6.商談前のアンケートに活用する

まずは、アンケートを通じて顧客のニーズや課題を事前に把握します。次に、把握した情報を基に提案内容をカスタマイズし、商談の成功率を高めます。

7.セミナー後のアンケートに活用する

まずは、セミナーの内容や運営に関する参加者のフィードバックを収集します。次に、フィードバックを基にセミナーの質を向上させ、次回の参加者増加を目指します。

上記の方法を用いて、アンケートLPで収集した顧客データをビジネス戦略に活かし、顧客満足度の向上や売上げの増加につなげることができます。ただし、データを活用する際はプライバシー保護や個人情報の取り扱いには十分注意し、関連する法律を遵守することが重要です。

アンケートLPの設問を作成する際のポイント6つ

アンケートLPを作成する際には、ユーザーが回答しやすい設問を設計することが重要です。そこで以下では、ユーザーが回答しやすい設問のポイントを解説します。

1.シンプルで直感的な設問にすること

設問は短く、シンプルで理解しやすいものにしましょう。複雑な質問や専門的な用語は避け、誰でも簡単に答えられるようにします。

2.選択肢を提供すること

回答者が選択肢から選ぶ形式の設問を用意することで、回答の負担を減らし、迅速な回答を促進します。

3.「はい/いいえ」形式を効果的に利用すること

特に初めの設問は「はい/いいえ」で答えられるような質問にすると、回答しやすくなります。

4.モチベーションを高める要素を明示すること

アンケートに回答するメリットを明確にし、ユーザーの参加意欲を引き出します。例えば、回答することで得られる割引や特典を前面に出すと良いでしょう。

5.回答者に負担をかけないこと

長文の設問は避け、短い文で質問を構成し、ユーザーがストレスなく回答できるようにします。

6.商品の重要性を刷り込むこと

アンケートの中で商品やサービスの重要性を伝え、ユーザーの購入意識を高める設問を組み込むことが効果的です。

これらのポイントを踏まえた設問設計により、ユーザーがスムーズにアンケートに回答し、最終的には商品ページへの誘導やコンバージョン率の向上につながるアンケートLPを作成可能です。

アンケートLPで顧客の潜在意欲を分析するプロセス

アンケートLPの分析を通じて得られる潜在意欲(インサイト)は、ビジネス戦略の策定や製品開発、マーケティングの最適化に非常に有効です。そこで、回答データから得られる潜在的意欲の抽出方法を解説します。

1.アンケートの目的の明確化

アンケートを実施する目的を明確に定義します。これには、顧客の意見収集、市場トレンドの把握、特定の問題への理解などが含まれます。

2.アンケートの設計

質問の設計はシンプルでわかりやすく、定量的な質問と定性的な質問を適切に組み合わせて、広範なデータを収集します。

3.アンケートの実施

オンライン調査、電話調査、対面調査など、目的に応じた方法でアンケートを実施します。

4.データ整理と分析

収集したデータを分析し、パターン、傾向、相関関係、統計的な重要性などを特定します。データ分析には、統計手法、データ可視化、機械学習などのツールや技術を使用します。

5.インサイトの抽出と活用

データ分析による結果を基に、問題や課題に関するインサイトを得ます。そして、得られたインサイトを活かして、戦略的な判断を下します。

6.プロセスのループと改善

データドリブンアプローチは継続的なプロセスです。新たなデータを収集して分析し、インサイトを得て、アクションを調整するサイクルを繰り返します。

アンケートLPの分析から得られるインサイトは、製品やサービスの改善、マーケティング戦略の見直し、プロセスの最適化など、具体的なアクションプランを立てるための基盤となります。

 

▼下記の資料では、ヒアリング活動によってお客様のお問合せやCVRの向上を達成できた実例を紹介しています。ぜひ参考にしてください。

アンケートLPの効果を高める改善プロセスとポイント

アンケートLP(ランディングページ)の最適化には、ユーザーの視点を重視した改善が効果的です。そこで以下では、アンケートLPの効果を高める改善のプロセスと具体的なポイントを解説します。

アンケートLPの効果を高める改善のプロセス

アンケートLPの効果を高めるためには、以下のプロセスを踏むのが効果的です。

1.目標の設定とKPIの決定

最初に、何を達成したいのか明確な目標を設定し、それを測定するためのKPI(重要業績評価指標)を決定します。

2.現状の分析と問題点の洗い出し

現在のLPのパフォーマンスを分析し、改善すべき問題点を特定します。

3.仮説の設定

問題点に基づいて、改善策の仮説を立てます。

4.改善施策の実施

仮説に基づいた改善施策を実施します。例えば、CTA(コール・トゥ・アクション)の文言変更やデザインの改善などがあります。

5.効果の測定と検証

改善施策の効果を測定し、仮説が正しかったかを検証します。

6.PDCAサイクルの繰り返し

改善策の効果を測定した後、さらなる改善のための計画を立て、PDCAサイクルを繰り返します。

アンケートLPの具体的な改善ポイント

アンケートLPを改善する際には、以下のようなポイントが挙げられます。

1.ファーストビューの改善

ファーストビューの改善には、CTAの設置やキャッチコピーの改善、画像の改善などが挙げられます。

2.CTAの改善

CTAの改善では、ボタンの文言変更やデザインの改善、数や位置の改善などが効果的です。

3.後押しコンテンツの改善

後押しコンテンツの改善には、実績で権威づけ、お客様の声で信頼性を高める、FAQで不安を払拭するといった方法が挙げられます。

4.デザインやテキストの改善

デザインやテキストの改善には、テキストの視認性と可読性を高めたり、図やイラストを用いて直感性を高めたりするのが効果的です。

5.エントリーフォームの改善

エントリーフォームの改善では、入力項目を最小限にしたり、エラーの箇所をわかりやすくしたりするのが効果的です。

これらの改善策を通じて、アンケートLPのCVR(コンバージョン率)を高め、より多くのユーザーにアクションを促すことができるでしょう。

 

▼下記からは、ユーザーからの回答率の高いアンケートの作り方のコツを無料でダウンロードできます。

このサービスを活用することで、平均的なアンケートの回収率や、答えたくなるアンケートの作り方のコツなどを詳しく理解することが可能です。

自社のアンケート内容を効果的に改善したいとお考えの方は、ぜひご参照ください。

アンケートLPを実施する際の注意点と対策方法8つ

アンケートLPを実施する際には、以下の注意点と対策方法を考慮することが重要です。

1.目的を明確化すること 

アンケートの目的を明確にし、それに基づいた質問を設計します。目的が不明確だと、回答者が混乱し、有効なデータが得られない可能性があります1。

2.質問を明確化すること

質問は明確で簡潔にし、回答者が容易に理解できるようにします。複雑または二重の意味を持つ質問は避けるべきです。

3.回答の負担を減らすこと

回答者の負担を減らすために、設問は短く、選択肢を明確にします。長い設問や複雑な選択肢は回答者を疲れさせ、途中で離脱する原因になります。

4.回答時間に配慮すること

アンケートは10分以内に回答できる長さにすることが望ましいです。長すぎるアンケートは回答率の低下を招きます。

5.バイアス(偏り)を排除すること

設問にバイアスがかからないように注意し、中立的な表現を使用します。バイアスがかかった質問は、回答の信頼性を損なう可能性があります1。

6.個人情報の取扱いに注意すること

個人情報の取扱いについては、明確に記載し、回答者のプライバシーを尊重します。不適切な取扱いは法的な問題を引き起こす可能性があります1。

7.テストを実施すること

実際にアンケートを公開する前に、テストを行い、設問の理解度や回答の一貫性を確認します。これにより、問題点を事前に修正できます。

8.フィードバックを活用すること

回答者からのフィードバックを積極的に収集し、それをもとにアンケートLPを改善します。

これらの注意点と対策方法を適切に実施することで、アンケートLPの効果を最大化し、有効なデータ収集につなげることができます。

 

▼Interviewz(インタビューズ)では、ヒアリング体験をDX化し、質の高い情報をスピーディーに収集、顧客・ユーザー理解を深め、サービスのあらゆるKPIの改善を可能にします。

テキストタイピングを最小化した簡単かつわかりやすいUI/UXと、収集した声をノーコードで様々なシステムに連携し、ユーザーの声を様々なビジネスプロセスで活用することで、よりビジネスを加速させることが可能です。

以下の資料ではそんなInterviewz(インタビューズ)のより詳しいサービスの概要を3分で理解いただけます。Interviewzについてより詳しく知りたい方は、以下の資料をご参照ください。

アンケートLPの運用にインタビューズのヒアリングツールがおすすめな理由7つ

インタビューズのヒアリングツールがアンケートLPの運用におすすめな理由には、以下のようなポイントが挙げられます。

1.直感的な操作性で使いやすいから

タップ操作による診断が可能で、ユーザーがテキスト入力の手間を省きながらスムーズに回答できるよう設計されています。

2.シンプルな管理画面で使いやすいから

管理画面がシンプルで、専門的な知識がなくても容易にアンケートを作成できます。これにより、運用コストの削減にも繋がります。

3.カスタマイズ性が高いから

自社のブランドイメージに合わせてフォームのテーマカラーを自由に変更できるため、企業イメージに合わせたアンケートページを作成できます。

4.外部ツールとの連携が容易にできるから

Google AnalyticsやSlack、Salesforceなど外部ツールとの連携が可能で、既に利用している分析ツールと併用することによって、より効果的に運用できます。

5.コストを削減できるから

ヒアリングコストを大幅に削減できるため、経済的な負担を軽減しながら効率的なアンケート実施が可能です。

6.リアルタイムにデータを集計できるから

アンケート結果をリアルタイムで集計できるため、迅速なデータ分析と対応が可能です。

7.営業活動にも活用できるから

集計データをSalesforceに自動連携できるため、アンケート結果を元にした営業活動に直接繋げることができます。

このような特徴から、インタビューズのヒアリングツールは、アンケートLPの作成と実施におすすめです。またインタビューズでは、30日間の無料トライアル期間でも全ての機能を利用可能ですので、ぜひこの機会にお試しください。

Interviewz(インタビューズ)では、ヒアリング体験をDX化し、質の高い情報をスピーディーに収集、顧客・ユーザー理解を深め、サービスのあらゆるKPIの改善を可能にします。テキストタイピングを最小化した簡単かつわかりやすいUI/UXと、収集した声をノーコードで様々なシステムに連携し、ユーザーの声を様々なビジネスプロセスで活用することで、よりビジネスを加速させることが可能です。

Interviewz(インタビューズ)をご活用いただくことで以下のことが解決できます。

• 新規お問い合わせ、相談数の向上
• ヒアリングの内容の最適化から受注率の向上
• ヒアリングコスト(人件費・タイムコスト)の削減
• 既存顧客のお問い合わせのセルフ解決(サポートコストの削減)
• サービス/プロダクトのマーケティングリサーチ
• 既存顧客、従業員のエンゲージメント向上
• データ登録負荷の軽減
• サイトにおけるユーザーの行動情報のデータ蓄積

Interviewzをご利用いただいた多くのお客様で、ビジネスによけるあらゆるKPIの数値改善を可能にしています。

▼Interviewz(インタビューズ)の主な活用方法

• 総合ヒアリングツール
• チャットボット
• アンケートツール
• カスタマーサポートツール
• 社内FAQツール



Interviewzの機能一覧|総合的なヒアリング活動を網羅


Interviewzでは、下記のような総合的なヒアリング活動を支援する機能を揃えております。

以下では、まずはInterviewz(インタビューズ)を使って操作性や機能を確かめたい方向けに、無料でInterviewzをデモ体験いただくことが可能です。気になる方はぜひご体験ください。

ヒアリングDX・アンケートのデジタル化のご相談は下記より日程をご調整ください。

こちらの記事もオススメです