ヒアリングツールの選び方とは?おすすめツール11選を徹底比較!
- 2022/08/19
- 2023/09/29
目次
ヒアリングツールを導入するとユーザーのニーズを短時間かつ低コストで収集できます。しかし、実際にヒアリングツールを導入するとなるとどのツールが自社に合うか気になることでしょう。
本記事ではヒアリングツールの基本機能から選ぶ際のポイント、おすすめツール10選をご紹介します。ヒアリングツールを選ぶ際のポイントを抑えて、自社の目的に合うヒアリングツールを導入しましょう。
ヒアリングツールとは?注目されている理由
ヒアリングツールは、Web上でアンケートの作成から回答の集計まで行えるツールです。ヒアリングツールによるヒアリングフォームの作成はプログラミングの専門知識を必要としないため、より簡単にアンケートページを作成できます。
ユーザーヒアリングとは?
ユーザーヒアリングとは、対面等の直接的な方法を用いて情報を収集する方法です。質問に対する答えの言語化によって認識できていない潜在的なニーズが明らかになります。
ヒアリングとアンケートの違い
アンケートとヒアリングでは集まる情報の種類が異なります。アンケートで集まる情報は数値化できる情報であり、おすすめ度や満足度等が調査対象になります。ヒアリングで集まる情報は行動の理由や背景等、アンケートと比べ数値化できないものが多いです。
ユーザーヒアリングの手法
ユーザーインタビュー
ユーザーインタビューは質問を回答者1人1人に行う方法です。ユーザーインタビューを行うと、より掘り下げたニーズや意見を発掘できます。
Webヒアリング
Webヒアリングは回答者と対面せずヒアリングを実施する方法です。Webヒアリングを行うと、回答者の隠された本音が出やすい特徴があります。Webヒアリングは回答者が答えを入力するため、結果の集計も簡単にできます。
ヒアリングツールが注目されている理由
ヒアリングツールは短期間でアンケート結果を集計できるため、あらゆる企業で注目されています。紙媒体等を使用する従来のアンケートでは実施に多くの時間と手間がかかっていましたが、ヒアリングツールはアンケートを簡単に作成できるため、より多くの情報が取得可能となりました。
また、ヒアリングツールに備わる機能も異なるため、自社の目的に合わせてヒアリングツールを選択できる点からも注目されています。
ヒアリングツールの基本機能
ヒアリングフォーム作成機能
配色やデザイン等を多くのテンプレートから選べます。既存のテンプレートを元にフォームを作成していくため、1からヒアリングフォームを作成するよりも短時間で簡単に作成できます。
また、ヒアリングツールによっては回答内容による質問の分岐や回答する選択肢数の指定等も可能です。
ヒアリングサポート機能
アンケート回答画面へのURLを発行できるため、メールやSNSを通じて多くの人にアンケートを届けられます。従来の方法とは違い、多くのアンケート回答を簡単に収集が可能になります。
データ集計機能
アンケート結果をもとに年齢や性別等を詳細にセグメントできます。集計したデータをグラフや図にも表示できます。ヒアリングツールによってはクロス集計等の分析機能が搭載されているため、アンケートの集計だけでなく分析まで可能となります。
以下の資料では、ヒアリングに特化した「ヒアリングツール」を10選で比較した資料です。
ヒアリングツールは、診断コンテンツの作成やチャットボットなどで、ユーザー情報のヒアリングを行うツールです。
類似サービスの比較を行いたい方は、1分で比較できる以下の表を是非ご参考ください。
ヒアリングツールおすすめ11選
1.Interviewz(インタビューズ)
Interviewzでは、テキスト入力などユーザーの手間を省いたタップ操作で診断や質問にスムーズな回答が可能です。管理画面はシンプルで専門的な知識がなくても改善を即座に反映させることができるため、運用コストの削減にも繋がります。
Google AnalyticsやSlack、Salesforceなど外部ツールとの連携も可能なため、既に利用している分析ツールと併用することによって、より効果的に運用することができます。
Interviewzについてより詳しく知りたい方は、以下の資料をご参考ください。
デモ体験はこちらをご参考ください。
2.Googleフォーム
GoogleフォームはGoogleドライブの容量以内であれば制限なく、無料で利用ができるヒアリングツールです。Googleスプレッドシートとも連携が可能で、記入をしてもらった項目の集計も容易にできます。また、複数人で同時にヒヤリングフォームの作成ができるのも特徴です。
サイト:https://www.google.com/intl/ja_jp/forms/about/
3.SurveyMonkey(サーベイモンキー)
SurveyMonkeyは分析機能が充実したヒアリングツールです。簡単な内容のアンケートであれば3分でヒアリングフォームを作成できる手軽さも兼ね備えています。デザインにもこだわって本格的なアンケートを実施したい場合は、200種類以上のテンプレートが搭載されている有料版がおすすめです。
サイト:https://jp.surveymonkey.com/
4.Typeform(タイプフォーム)
TypeformはNikeやApple等アメリカの大企業でも使用されているデザイン性に優れているヒアリングツールです。アンケート結果の効果的な分析や活用が可能です。
高いデザイン性により自社のブランディングを邪魔することのないアンケートが実現できます。
5.SELECTTYPE(セレクトタイプ)
SELECTTYPEは綺麗なデザインが特徴的なヒアリングツールで多彩なテンプレートやメルマガによる告知機能を搭載しています。写真とテンプレートを選択するだけでおしゃれなヒアリングフォームを作成でき、細かいデザイン設定も可能となっています。
6.formrun(フォームラン)
formrunはテンプレートが豊富でヒアリングフォームの作成が未経験の方でもデザイン性の高いヒアリングフォームを作成できるクラウド型のヒアリングツールです。Webサイト訪問者とのコミュニケーションの接点として、フォームを重視して設計されているため、非常に使いやすいのが特徴です。
7.Questant(クエスタント)
Questantは年間2万件もの調査実績があるネットリサーチ会社のマクロミルが運営しているヒアリングツールです。マクロミルはYahoo!やGMOと提携しているため、より多くの人にアンケートを共有できます。また、「会話するような感覚でヒアリングフォームを作成できる」と言われるほどの使いやすさも特徴の1つです。
8.SPIRAL(スパイラル)
SPIRALは1万1000社以上の導入実績があるセキュリティ性の高いヒアリングツールです。外部機関の脆弱性診断を毎年受診するほどの高いセキュリティ性は金融機関や官公庁からも信頼されています。
サイト:https://www.pi-pe.co.jp/solution/enquete_system/
9.Freeasy(フリージー)
Freeasyは業界最大規模のモニター数が特徴の低コストで簡単にアンケートが実施できるヒアリングツールです。初期費用や登録費用はかからず、アンケート回収された分の費用のみがかかるというわかりやすい料金体系が特徴です。
サイト:https://freeasy24.research-plus.net/
10.CREATIVE SURVEY(クリエイティブサーベイ)
CREATIVE SURVEYは洗練されたデザインとドラッグ&ドロップがメインの簡単操作が特徴のヒアリングツールです。テンプレート数が多く1つ1つのデザイン性も高い上に細部までデザイン設計が可能となっているため、ヒアリングフォームのデザインにこだわりたい方におすすめです。
サイト:https://jp.creativesurvey.com/
11.kintone(キントーン)
kintoneは柔軟なカスタマイズ性が特徴のサイボウズ社が提供するヒアリングサービスです。直感的な操作性が魅力の1つであり、ヒアリングフォームの作成から集計まで簡単に実施できます。カスタマイズの柔軟性や簡単な操作性を求める人はこちらがおすすめです。
サイト:https://kintone.cybozu.co.jp/purpose/questionnaire.html
以下の資料では、ヒアリングに特化した「ヒアリングツール」を10選で比較した資料です。
ヒアリングツールは、診断コンテンツの作成やチャットボットなどで、ユーザー情報のヒアリングを行うツールです。
類似サービスの比較を行いたい方は、1分で比較できる以下の表を是非ご参考ください。
ヒアリングツールを選ぶ時のポイント5選
1.設問数に制限があるか
設問数に制限があるかを確認しましょう。一般的に設問数が多く設定できるツールほど、料金が高額になります。ユーザーへ聞きたい設問数が10問以上の場合は有料のヒアリングツールを利用した方が良いです。
2.テンプレートが豊富か
ヒアリングフォームのテンプレート数はツールによって、20種類から200種類のものまでさまざまです。簡易的なヒアリングフォームであれば問題ないですが、回答の分岐などをこだわって作成したい場合はテンプレート数の多いヒアリングツールを活用しましょう。
3.どの端末に対応しているか
ヒアリングツールがどの端末に対応しているかはとても重要です。ほとんどの人が持っているスマホに対応していれば、高い回収率が実現可能となります。対応端末が増えれば増えるほど、調査対象も拡大できるため、より高い回収率を実現できます。
4.サポート体制は整っているか
サポート体制が整っていない場合、アンケートが適切に設計されず、十分な結果を集計できない可能性があります。また、ITリテラシーに詳しい人材が社内にいない場合はヒアリングツールの使い方からサポートしてくれるヒアリングツールがおすすめです。
5.セキュリティ面に問題がないか
ヒアリングツールはセキュリティ面に問題がないものを選択しましょう。ヒアリングツールは多くの方に届けられやすい分、集まる個人情報も多くなります。自社の信頼を守るためにもセキュリティ面に問題のない信頼のできるヒアリングツールを使用しましょう。
ヒアリングツールのメリット・デメリット
ヒアリングツールのメリット
短時間でヒアリングフォームの作成ができる
多くのテンプレートから適したものを選択するだけでフォームが作成できるため、短時間でヒアリングフォームが作成できます。
従来の紙媒体で行うアンケートやヒアリングフォームを一から作成するやり方と比べ、時間だけではなく手間も大きく削減できます。
コスト削減に繋がる
ヒアリングツールは従来のやり方に比べて、コストを抑えてアンケートを実施できます。
紙媒体でのアンケート方法はアンケート用紙を印刷し、郵送する必要があるため、紙代やインク代、印刷代、郵送料等が多くの人にアンケートをとればとるほど多くかかってきます。
ヒアリングツールは多くの人に簡単に低コストでアンケートを届けられます。
データの集計が簡単
ヒアリングツールによるアンケート結果は電子データとして蓄積されるため、データの集計が簡単に行えます。アンケート結果を表計算ソフトに入力する手間や読み取れない文字への対応も不要となるため、効率的にデータの集計が可能です。
ヒアリングツールのデメリット
回答の深堀ができない
ヒアリングツールは回答への深堀ができません。質問の回答を事前に予測し、回答による質問の分岐を細かく設定するなどの対策が必要になります。
回答者が偏る場合がある
ヒアリングツールによるアンケートでは、パソコンやスマホを用いるため回答者が偏る場合があります。パソコンやスマホの利用率が世代や環境によって差があるため、他のアンケート方法との併用により正確なアンケート結果が集計できるでしょう。
離脱リスクが高い
ヒアリングツールでのアンケートは回答者が途中で離脱する可能性があります。所要時間や設問数がわからないと回答者は面倒に感じて途中で離脱する場合が多いため、アンケートの所要時間や設問数を表示させるなど離脱防止の工夫が必要です。
ヒアリングツールでどのような事ができるのかイメージできないという方は、以下の資料をご参考ください。
ヒアリングツールの選び方まとめ
ヒアリングツールの基本機能や選ぶ時のポイントはいかがでしたでしょうか。
本記事で紹介をしたおすすめツールを表にまとめていますのでぜひ参考にしてみてください。
サービス名 | Googleフォーム | formrun | SurveyMonkey | Typeform | SELECTTYPE | Questant | SPIRAL | Freeasy | CREATIVE SURVEY | kintone |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
設問数 | ◎ 無制限 |
◎ 無制限 |
△ 10問 |
△ 10問 |
△ 10問 |
△ 10問 |
〇 150問 |
〇 ※最大50問まで |
〇 100問 |
要問合せ |
テンプレート | 約20種類 | 約40種類 | 約200種類 | 約100種類 | 約170種類 | 約70種類 | 要問合せ | 約10種類 | 約35種類 | 要問合せ |
料金 | 無料 | 無料 (有料は¥3,880 ~) |
無料 (有料は¥4,600 ~) |
無料 (有料は¥2,700 ~) |
無料 (有料は¥1,600 ~) |
¥50,000 ~ / 年 | ¥50,000 ~ / 月 | ¥500 ~ ※設問数に応じて変動 |
¥4,600 ~ / 月 | 要問合せ |
顧客のニーズを発掘するためにはアンケートによる市場調査が必要であり、市場調査はヒアリングツールの活用によってより効率的に実施できます。
また、ヒアリングツールはより多くの情報を短時間で収集可能となり、自社のマーケティングに活用できます。
しかし、ヒアリングツールには多くの種類が存在するため、どのヒアリングツールを選択するべきか迷う人も多いでしょう。
本記事を参考にして必要な機能を明確にし、目的に合ったヒアリングツールを導入しましょう。
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