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ビジネスですぐに使えるアンケート用紙のテンプレートと実施方法を解説

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ビジネスシーンで顧客や社員の意見を効率的に収集するには、アンケートが欠かせません。

しかし、いざアンケートを作成しようとすると、どのような形式にすれば良いかと迷う方も多いのではないでしょうか。

効率的なアンケートを実施するためには、目的に合ったテンプレートと適切な運用方法を押さえることが重要です。これにより、必要な情報をスムーズに収集し、ビジネスの意思決定に役立てることができます。

そこで今回は、ビジネスですぐに使えるアンケート用紙のテンプレートと実施方法を解説しますので、ぜひ参考にしてください。

アンケート用紙のテンプレートを活用するメリットとは?

まずはじめに、アンケート用紙のテンプレートを活用するメリットと、ビジネスに適するフォーマットの特徴を紹介します。

テンプレートで作業効率が大幅に向上する

アンケート用紙のテンプレートを利用することで、ゼロから設計する手間を省き、短時間で高品質なアンケートを作成できます。なぜなら、テンプレートにはあらかじめ設問形式や構成が整っているため、目的に応じて簡単にカスタマイズできるからです。

また、一貫性のあるフォーマットを使用することで、データ収集や分析がスムーズになり、作業効率が大幅に向上します。

特に、同様の調査を繰り返し実施する際には、テンプレートの再利用が大いに役立つでしょう。

ビジネスシーンに適したフォーマットの特徴

ビジネス向けのアンケートテンプレートは、見やすいデザインと明確な質問構成が特徴です。

例えば、顧客満足度調査や従業員意識調査向けのテンプレートでは、選択式や記述式がバランスよく配置されており、回答者の負担を軽減します。

また、ブランドイメージに合わせたデザイン変更も容易で、企業の特徴を印象良く与えられるでしょう。

さらに、匿名性やセキュリティ機能が強化されているものが多いため、信頼性の高いデータ収集が可能です。

ビジネスで使えるアンケート用紙テンプレートの種類

次に、ビジネスで使えるアンケート用紙テンプレートの種類を解説します。

顧客満足度調査に最適なテンプレート例

カテゴリ

質問内容

回答形式

基本情報

お名前(任意)

記述式

性別

男性 / 女性 / その他 / 無回答

年齢

選択式(例: 10代 / 20代 / 30代 / 40代以上)

ご職業

選択式(例: 会社員 / 公務員 / 自営業 / 学生 / その他)

居住地

記述式または都道府県選択

利用状況

商品・サービスを利用した頻度を教えてください

毎日 / 週に数回 / 月に数回 / 初めて利用

商品・サービスを知ったきっかけは何ですか?

選択式(例: 広告 / 紹介 / インターネット検索 / その他)

満足度評価

サービス全体に対する満足度を教えてください

非常に満足 / 満足 / 普通 / 不満 / 非常に不満

以下の項目について1~5段階で評価してください

1: 非常に不満 ~ 5: 非常に満足

・商品の品質

評価形式(1~5段階)

・サービス対応速度

評価形式(1~5段階)

・利用のしやすさ

評価形式(1~5段階)

・コストパフォーマンス

評価形式(1~5段階)

継続利用意向

またこの商品・サービスを利用したいと思いますか?

強く思う / 思う / どちらとも言えない / 思わない / 全く思わない

当社の商品・サービスを友人や家族に推薦したいと思いますか?

強く思う / 思う / どちらとも言えない / 思わない / 全く思わない

改善点や要望

改善してほしい点があれば教えてください

記述式

顧客満足度調査向けのテンプレートには、サービス全体の満足度や改善点を尋ねる質問を含めるのが一般的です。例えば、「サービス全体に対する満足度(非常に満足~非常に不満)」や「具体的な改善要望(自由記述)」などです。

また、基本情報(年齢、性別、職業)を収集する設問を加えることで、属性別の分析が可能となります。

このテンプレートは、顧客ニーズを把握し、サービス改善やマーケティング戦略に活用する際に役立ちます。

社内調査や従業員満足度調査用テンプレート例

カテゴリ

質問内容

回答形式

基本情報

性別

男性 / 女性 / その他 / 無回答

年齢

選択式(例: 20代 / 30代 / 40代以上)

所属部署

記述式または選択式

勤続年数

選択式(例: 1年未満 / 1~3年 / 3年以上)

業務内容に関する満足度

現在の業務に満足していますか?

非常に満足 / 満足 / 普通 / 不満 / 非常に不満

現在の業務量は適切だと思いますか?

適切 / 多すぎる / 少なすぎる

業務にやりがいを感じていますか?

感じている / やや感じている / あまり感じていない / 感じていない

職場環境に関する評価

職場のコミュニケーションに満足していますか?

非常に満足 / 満足 / 普通 / 不満 / 非常に不満

職場の設備や環境(例: オフィス、リモート環境)は快適ですか?

非常に快適 / 快適 / 普通 / 快適ではない / 全く快適ではない

会社制度や評価に関する意見

現在の評価制度は公平だと思いますか?

はい / どちらとも言えない / いいえ

福利厚生制度には満足していますか?

非常に満足 / 満足 / 普通 / 不満 / 非常に不満

継続勤務意向

今後もこの会社で働き続けたいと思いますか?

強く思う / 思う / どちらとも言えない / 思わない / 全く思わない

知人や家族にこの会社を薦めたいと思いますか?

強く思う / 思う / どちらとも言えない / 思わない / 全く思わない

自由記述

職場環境や業務内容について改善してほしい点があれば教えてください。

記述式

その他、会社全体への要望があれば教えてください。

記述式

従業員満足度調査テンプレートには、「二要因理論」に基づき、動機付け要因(仕事のやりがい、評価)と衛生要因(給与、福利厚生、人間関係)を測定する質問を含めるのが一般的です。例えば、「現在の仕事はやりがいがありますか」「給与は適正だと感じますか」などの設問を5段階評価形式で設定します。

このテンプレートは、従業員のモチベーション向上や職場環境改善に活用できます。

市場調査や新商品開発向けのテンプレート例

カテゴリ

質問内容

回答形式

基本情報

性別

男性 / 女性 / その他 / 無回答

年齢

選択式(例: 20代 / 30代 / 40代以上)

居住地

記述式または都道府県選択

職業

選択式(例: 会社員 / 公務員 / 自営業 / 学生 / その他)

製品認知度

この商品を知ったきっかけを教えてください

選択式(例: 広告 / 紹介 / インターネット検索 / その他)

この商品についてどの程度知っていますか?

非常によく知っている / 少し知っている / 全く知らない

製品評価

この商品の品質についてどう思いますか?

非常に良い / 良い / 普通 / 悪い / 非常に悪い

デザインや使いやすさについて評価してください

1: 非常に不満 ~ 5: 非常に満足

この商品の価格は適切だと思いますか?

適切だと思う / 高すぎる / 安すぎる

購入意向

この商品を購入したいと思いますか?

強く思う / 思う / どちらとも言えない / 思わない / 全く思わない

この商品を友人や家族に薦めたいと思いますか?

強く思う / 思う / どちらとも言えない / 思わない / 全く思わない

競合製品との比較

他社製品と比較して、この商品の優れている点を教えてください

記述式

他社製品と比較して、この商品の改善が必要な点を教えてください

記述式

自由記述

商品やサービスについて改善してほしい点があれば教えてください

記述式

その他、商品開発に関するご意見があれば教えてください

記述式

市場調査や新商品開発向けテンプレートには、商品の認知度、購入意欲、価格帯の受容性などを尋ねる設問を含めるのが一般的です。例えば、「この商品をどの程度購入したいと思いますか(とても購入したい~全く購入したくない)」や「適正だと思う価格帯を選んでください」などです。

また、自由記述欄で具体的な意見を収集することで、新商品の設計やプロモーション戦略に役立てることができます。

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このサービスを活用することで、平均的なアンケートの回収率や、答えたくなるアンケートの作り方のコツなどを詳しく理解することが可能です。

自社のアンケート内容を効果的に改善したいとお考えの方は、ぜひご参照ください。

アンケート実施の基本ステップと注意点

以下では、アンケート実施の基本ステップと注意点を解説しますので、ぜひ参考にしてください。

目的設定から質問内容を設計する手順

アンケートの目的を明確にし、収集したいデータを具体化することが最初のステップです。次に、対象者を特定し、調査方法(定量調査・定性調査)を選びます。

質問内容は目的に沿った簡潔なものにし、回答者が負担なく答えられる形式(選択肢やスキップ可能な質問)を採用しましょう。

質問順序は全体→詳細の流れを意識し、導入部分で回答者の興味を引く工夫を加えると効果的です。

回答率を上げるための配布方法と工夫

回答率向上には、回答者がアクセスしやすい配布方法を選ぶことが重要です。例えば、メールやSNSでURL配布やQRコードを利用すると便利です。

また、アンケートの目的や所要時間を明記し、回答者にとって意義があると感じてもらうことも重要なポイントと言えるでしょう。

さらに、インセンティブ(景品やギフトカード)を提供することで回答意欲を高めることも有効です。

データ回収後の集計と分析ポイント

データ回収後は、まず回答内容を整理・集計し、適切な分析手法(例:クロス集計、クラスター分析)を選びましょう。

分析では、回答者属性ごとの傾向やデータ間の関連性を明確化することが重要です。

また、時系列分析や因子分析など高度な手法で潜在的な要因を探ることで、より深い洞察が得られるでしょう。

結果をグラフやダッシュボードで可視化して関係者間で共有することで、スムーズな意思決定が可能となります。

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アンケート結果をビジネスに活かす方法

次に、アンケート結果をビジネスに活かす方法を解説しますので、ぜひ参考にしてください。

顧客ニーズを把握してサービス改善につなげる

アンケート結果を分析することで、顧客の不満点や要望を明確にし、サービス改善に役立てることができます。

例えば、「商品の使い勝手」や「価格帯」に関する意見を収集し、具体的な改善策を導入することで、顧客満足度を向上させることが可能です。

また、顧客ニーズの変化に応じて商品やサービスを最適化することで、競争力を維持し、新たなビジネス機会を創出できます。

データ分析で戦略的な意思決定をサポートする

アンケート結果をデータ分析ツールで可視化し、属性ごとの傾向やトレンドを把握することで、戦略的な意思決定が可能となります。

例えば、クロス集計や因子分析によって顧客の痛点や未開発の市場機会を特定することで、新商品の開発やマーケティング施策の改善に役立てることができるでしょう。

これにより、データに基づいた意思決定が、迅速かつ効果的に行えるようになります。

成功事例から学ぶアンケート活用術

ある企業では、アンケート結果を基にペルソナ設定を行い、ターゲット層に最適化された広告戦略で売上を大幅に向上させました。

また、イベント後のアンケート結果から参加者の満足度と改善点を分析し、次回イベントの質向上につなげた事例もあります。

これらの成功事例は、アンケート結果がマーケティング施策や顧客対応の精度向上に寄与することを示しています。

▼以下の資料では、ヒアリングに特化した「ヒアリングツール」を10選で比較しています。

ヒアリングツールは、診断コンテンツの作成やチャットボットなどで、ユーザー情報のヒアリングを行うツールです。

類似サービスの比較を行いたい方は、1分で比較できる以下の表を是非ご参考ください。

おすすめのアンケートツールとテンプレート

以下では、おすすめアンケートツールとテンプレートについて解説します。

WordやExcelで編集可能な無料フォーマット

WordやExcel用の無料アンケートテンプレートは、簡単にカスタマイズできる点が魅力です。

例えば、Microsoft公式サイトやテンプレート配布サイトでは、顧客満足度調査やイベントフィードバック用のフォーマットが提供されています。これらは質問項目やデザインを自由に編集でき、印刷して使うことも可能です。

特にExcelテンプレートは、回答データをそのまま集計・分析できるため、効率的なデータ管理を可能にします。

Webフォーム作成ツールの活用方法と利点

無料で利用できるGoogleフォームはもちろん、有料ツールのInterviewzなども、Webフォーム作成において効率的かつ柔軟な運用を可能にするツールとしておすすめです。

Googleフォームは無料で利用でき、直感的な操作で簡単にアンケートや申請フォームを作成できます。回答データは自動的に集計され、Googleスプレッドシートと連携してリアルタイムで分析可能です。

一方、Interviewzは高度なカスタマイズ性を備え、条件分岐や入力支援機能により回答率を向上させることが可能です。さらに、外部ツールとの連携やリアルタイム分析機能を活用することで、マーケティングや営業活動の迅速化を支援します。

これらのツールを利用する際には、基本的に専門知識が不要であるため、低コストかつ短時間で高品質なフォーム作成を実現できます。

テンプレート選びのポイントとカスタマイズ方法

テンプレートを選ぶ際は、アンケートの目的や対象者に合った形式を選ぶことが重要です。

例えば、顧客満足度調査には選択式中心のテンプレート、新商品開発には自由記述欄を多く含むものが適しています。また、多くのツールではフォント変更や色彩調整など簡単なカスタマイズが可能で、自社ブランドに合わせたデザインに仕上げられます。

テンプレートを基に質問内容を調整し、目的達成に最適化しましょう。

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