申し込み(応募)フォームの作り方と成功するポイントや注意点を解説
- 2023/12/23
- 2024/08/01
目次
自社のサービスや商品をWeb上で販売する際に、必ず必要となるのが「申し込み(応募)フォーム」です。申し込み(応募)フォームとは、お客様が自社のサービスや商品を申し込むために必要な情報を入力するフォームのことです。
適切な申し込み(応募)フォームを構築できれば、お客様のニーズや問題を把握できたり、リード(見込み客)を集めたり、コンバージョン(成約)率を高めたりすることができます。
しかし、申し込み(応募)フォームを作るだけでは、お客様が実際に申し込んでくれるとは限りません。申し込み(応募)フォームには、作り方や配置方法、デザインや内容など、成功するために注意しなければならないポイントがたくさんあるからです。
そこで今回は、申し込み(応募)フォームの作り方と成功するポイントや注意点を解説します。Webマーケティングを実践している方は、ぜひ参考にしてください。
申し込み(応募)フォームの作り方と手順
申し込み(応募)フォームを作る際は、以下の手順を踏むのがおすすめです。
- 申し込み(応募)フォームの目的を決める
- 項目に含める内容を決める
- 作成ツールやプラグインを利用する
- プレビューし、動作確認を行う
- 応募フォームへの導線をつくる
それぞれ解説します。
1.申し込み(応募)フォームの目的を決める
まずは、申し込み(応募)フォームを作成する前に、どのような目的でフォームを設置するのかを明確にしましょう。なぜなら、目的によって、フォームの内容やデザイン、設置場所などが変わるからです。
例えば、セミナーやイベントの申し込みフォームなら、開催日時や場所、参加費などの情報を伝える必要があります。また、参加者の名前や連絡先などの個人情報を収集することで、事前に確認や案内を行うことが可能です。
一方、資料請求やサービス加入の申し込みフォームなら、提供する内容やメリットを分かりやすく説明する必要があります。また、申し込み者の興味やニーズを把握することで、後々のフォローアップやマーケティングに活用できます。
2.項目に含める内容を決める
次に、申し込み(応募)フォームの目的に合わせて、項目に含める内容を決めましょう。項目は必要最低限にとどめることがポイントです。
項目が多すぎると、ユーザーは入力に時間がかかると感じて、申し込みをやめてしまう可能性があります。 逆に、項目が少なすぎると、ユーザーは不安や疑問を抱いて、申し込みをためらう可能性があるため、注意が必要です。
項目の内容は、申し込み(応募)に必要な情報と、申し込み者の属性や関心を把握するための情報に分けられます。
必要な情報は、申し込み(応募)の種類によって異なりますが、一般的には以下のようなものが挙げられます。
- 名前
- メールアドレス
- 電話番号
- 住所
- 希望する日時やコースなど
属性や関心を把握するための情報とは、以下のようなものです。
- 年齢
- 性別
- 職業
- 趣味
- どこでフォームを知ったか
- 意見や質問
必要な情報は必須項目として、属性や関心を把握するための情報は任意項目として設定すると良いでしょう。
3.作成ツールやプラグインを利用する
申し込み(応募)フォームの項目を決めたら、実際にフォームを作成しましょう。
フォームを作成する方法は、大きく分けて以下の3つがあります。
- HTMLなどのコードを使って自作する
- WordPressのプラグインを使う
- フォーム作成ツールを利用する
それぞれの方法にはメリットとデメリットがありますので、自社のニーズに合わせて選択することが重要です。
4.プレビューし、動作確認を行う
フォームを作成したら、プレビューし、動作確認を行いましょう。
プレビューでは、フォームの見た目やレイアウト、デザインなどをチェックし、動作確認では、フォームの入力や送信、エラー表示などをチェックします。
プレビューと動作確認を行うことで、フォームの不備や不具合を発見し、修正することができます。また、ユーザーの視点に立って、フォームの使いやすさや分かりやすさを評価することも重要です。
プレビューと動作確認を行う際には、以下のようなポイントに注意しましょう。
- フォームのタイトルや説明文が適切か
- フォームの項目名や説明文が適切か
- フォームの項目数や並び順が適切か
- フォームの必須項目や任意項目が区別されているか
- フォームの入力形式や制限が適切か
- フォームの送信ボタンやキャンセルボタンが分かりやすいか
- フォームのエラーメッセージや完了メッセージが分かりやすいか
- フォームのデザインや色使いが適切か
- フォームのレスポンシブ対応ができているか など
5.応募フォームへの導線をつくる
応募フォームへの導線とは、ユーザーが応募フォームにたどり着くまでの流れのことです。応募フォームへの導線を作るには、以下のポイントに注意しましょう。
- 応募フォームの目的やメリットを明確に伝えること
- 応募フォームへのリンクやボタンを目立たせること
- 応募フォームへのアクセスを簡単にすること
- 応募フォームの完成度や信頼性を高めること
具体的な方法としては、以下のようなものがあります。
- ランディングページやブログ記事などで、応募フォームの内容や価値を紹介する
- メニューやヘッダー、フッターなどに、応募フォームへのリンクやボタンを設置する
- ポップアップやスライドインなどで、応募フォームへの誘導を行う
- 応募フォームにロゴやSSL証明書などを表示して、安全性や信頼性を示す
応募フォームへの導線を作ることで、応募率やCVR(コンバージョン率)を向上させることが可能です。
そもそも申し込み(応募)フォームとは?目的や活用法を解説
申し込み(応募)フォームとは、Webサイトから商品やサービスなどを申し込むためのフォームです。
申し込みフォームの目的5つ
以下では、申し込みフォームの目的を5つ紹介します。
1.情報収集
申し込みフォームは、必要な情報を効率的に収集するためのツールです。申し込みフォームを活用することで、手作業でのデータ入力を減らし、正確な情報を迅速に得ることが可能です。
例えば、イベントの参加者情報や商品の注文内容をフォームで収集することで、ミスを減らし、迅速な対応が可能となります。
これにより、業務の効率化と正確なデータ管理を実現できます。
2.プロセスの効率化
申し込みフォームは、さまざまなプロセスを効率化するために使用されます。なぜなら、自動化されたフォームを使用することで、時間と労力を節約し、手続きがスムーズに進むからです。
例えば、イベントの参加登録や商品の注文をオンラインフォームで受け付けることで、手作業の負担が軽減されます。
これにより、スタッフの負担が減り、他の重要な業務に集中できるようになります。
3.データの整理と分析
申し込みフォームは、収集したデータを整理し、分析するためのツールです。データを一元管理することで、ビジネスの改善点や顧客のニーズを把握しやすくなります。
例えば、アンケート調査の結果をフォームで収集し、分析することで、顧客の意見を反映したサービス改善が可能となります。
これにより、データに基づいた意思決定が行えるため、ビジネスの成長に繋がるでしょう。
4.コミュニケーションの円滑化
申し込みフォームは、顧客や参加者とのコミュニケーションを円滑にするために利用されます。なぜなら、フォームを通じて問い合わせや申し込みを受け付けることで、迅速かつ適切な対応が可能となるからです。
例えば、お問い合わせフォームを設置することで、顧客からの問い合わせに迅速に対応でき、信頼関係を築くことができます。
これにより、顧客満足度が向上し、リピーターの増加にも期待ができるでしょう。
5.トラッキングとフォローアップ
申し込みフォームは、申し込みや問い合わせの状況をトラッキングし、フォローアップするために使用されます。なぜなら、進捗状況を把握し、必要に応じてフォローアップすることで、対応漏れを防げるからです。
例えば、求人応募フォームを使用して応募者の情報を管理し、面接日程の調整や結果の通知をスムーズに行うことができます。
これにより、効率的な採用活動が可能となり、適切な人材を迅速に採用できるようになるでしょう。
申し込みフォームの活用法5つ
申し込みフォームは、以下のような場面で活用されるのが一般的です。
1.イベントやセミナーの申し込み
イベントやセミナーの申し込みフォームは、参加者の情報を効率的に収集し、イベントの管理をスムーズにするために活用されます。なぜなら、事前に参加者の情報を把握することで、当日の運営が円滑に進み、参加者への対応も迅速に行えるからです。
例えば、名前、連絡先、参加希望日時などを入力してもらうことで、参加者リストを簡単に作成できます。
これにより、イベントの成功率が高まり、参加者の満足度も向上します。
2.アンケート調査
アンケート調査フォームは、顧客や市場の意見を収集し、ビジネスの改善に役立てることができます。 なぜなら、顧客のフィードバックを得ることで、サービスや製品の改善点を具体的に把握できるからです。
例えば、顧客満足度調査では、選択式や記述式の質問を組み合わせて詳細な意見を収集できます。
これにより、顧客のニーズに応じたサービス提供が可能となり、顧客満足度が向上します。
3.注文フォーム
注文フォームは、商品やサービスの注文を効率的に受け付けるために使用されます。なぜなら、注文内容や配送先情報を事前に収集することで、スムーズな取引が可能となるからです。
例えば、商品名や数量、配送先住所などを入力してもらうことで、正確な注文処理が行えます。
これにより、顧客の注文ミスが減り、迅速な配送が可能となります。
4.お問い合わせフォーム
お問い合わせフォームは、顧客からの問い合わせを効率的に受け付けるために利用されます。なぜなら、顧客の問い合わせ内容を事前に把握することで、迅速かつ適切な対応が可能となるからです。
例えば、名前やメールアドレス、問い合わせ内容などを入力してもらうことで、担当者が迅速に対応できます。
これにより、顧客満足度が向上し、良好な信頼関係が築けるでしょう。
5.求人応募フォーム
求人応募フォームは、採用活動において応募者の情報を効率的に収集するために使用されます。なぜなら、応募者の情報を事前に把握することで、面接や選考がスムーズに進むからです。
例えば、履歴書や職務経歴書の提出、面接希望日時の調整などを行うことが可能です。
これにより、適切な人材を迅速に採用でき、企業の成長に貢献します。
申し込み(応募)フォームを活用するメリット7つ
申し込み(応募)フォームを活用することで、以下のようなメリットがあります。
1.効率的に情報を収集できる
申し込みフォームを活用することで、効率的に情報を収集できます。なぜなら、フォームを使用することで、必要な情報を一度に集めることができ、手作業でのデータ入力を減らせるからです。
例えば、イベントの参加者情報を収集する際、フォームを使えば参加者が自分で情報を入力するため、ミスが減り、迅速にデータを集められます。
このように、フォームを使うことで情報収集が効率化されます。
2.時間とコストを節約できる
申し込みフォームを活用することで、時間とコストを節約も可能です。なぜなら、手作業でのデータ入力や管理が不要になり、業務の効率が向上するからです。
例えば、求人応募の際、応募者がフォームを通じて情報を入力することで、採用担当者は手作業での入力作業を省け、他の重要な業務に集中できます。
このように、フォームを使うことで、時間とコストの節約が可能となります。
3.データを一元管理できる
申し込みフォームを活用することで、データを一元管理できます。なぜなら、フォームを通じて収集されたデータは自動的にデータベースに保存され、一元管理されるからです。
例えば、顧客情報をフォームで収集し、CRMシステムに自動的に連携することで、全ての顧客情報を一箇所で管理できます。
このように、フォームを使うことで、データの一元管理が実現します。
4.迅速に対応できる
申し込みフォームを活用することで、迅速に対応できます。なぜなら、フォームを通じてリアルタイムで情報が収集されるため、即座に対応が可能となるからです。
例えば、カスタマーサポートの問い合わせフォームを使用することで、問い合わせ内容が即座に担当者に通知され、迅速な対応が可能となります。
このように、フォームを使うことで迅速な対応が可能です。
5.トラッキングとフォローアップができる
申し込みフォームを活用することで、トラッキングとフォローアップが容易になります。なぜなら、フォームを通じて収集されたデータは、トラッキングやフォローアップのために活用できるからです。
例えば、セミナーの参加者情報をフォームで収集し、後日フォローアップメールを送ることで、参加者との関係を維持できます。
このように、フォームを使うことで、トラッキングとフォローアップが容易になります。
6.カスタマイズができる
申し込みフォームを活用することで、カスタマイズが可能です。なぜなら、フォームは目的に応じて自由に設計・変更できるため、必要な情報を的確に収集できるからです。
例えば、アンケートフォームを作成する際には、質問内容を自由に設定し、必要なデータを収集できます。
このように、フォームを使うことでカスタマイズが可能です。
7.容易にアクセスできる
申し込みフォームを活用することで、いつ、どこからでも容易にアクセスできます。なぜなら、フォームはオンラインで提供されるため、どこからでもアクセスできるからです。
例えば、ウェブサイトに設置された申し込みフォームを使用することで、ユーザーはいつでもどこからでも申し込みができます。
このように、フォームを使うことで、容易にアクセスすることが可能となります。これは、利用者全員のメリットとなるでしょう。
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申し込み(応募)フォーム作成の成功ポイント5つ
申し込みフォームの作成に成功するためのポイントをまとめると、次の5つに集約できます。
- フォーム数は必要最低限にとどめること
- 項目名の配置に気を配ること
- 必須項目をわかりやすく区別すること
- エラーメッセージをわかりやすく表示すること
- モバイル・フレンドリーを心がけること
フォーム数を必要最低限にとどめることで、ユーザーの負担を減らし、離脱率を低減できます。また、項目名を入力欄の上か左に配置して見やすくすることや、明確でわかりやすい言葉を使うことも重要です。
必須項目は、アスタリスク(*)や赤字の太文字などを使って目立たせましょう。そうすることで、ユーザーに必要な情報を伝えることができます。また、入力エラーがあれば、エラーメッセージをわかりやすく表示することで、ユーザーがどの項目で何が問題なのかを理解しやすくなります。
最後のモバイル・フレンドリーとは、スマートフォンやタブレットなど、多様なモバイル端末からもフォームにアクセスできるようにすることです。
上記のポイントを押さえることで、ユーザーがストレスを感じにくくなり、申し込みの途中でサイトから離脱する率を減らすことができるでしょう
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申し込み(応募)フォームで注意すべきポイント3つ
以下では、申し込み(応募)フォームで注意すべきポイントを解説します。注意すべきポイントは、次の3つです。
- 個人情報の取り扱いに注意すること
- スパム対策を行うこと
- フォームの効果測定を行うこと
申し込み(応募)フォームでは、ユーザーの個人情報を収集することが多いため、個人情報を適切に管理する必要があります。
また、申し込み(応募)フォームは不正なアクセスやスパムメールの送信に悪用される可能性があるため、スパム対策を行うことも重要です。主なスパム対策には、reCAPTCHAやワンタイムトークンなどがあります。
最後に、申し込み(応募)フォームはマーケティングや営業のための重要なツールとなります。そこで、フォームの効果測定を行い、マーケティングや営業の改善点や課題を見つけることが重要です。
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